その猫背、背中ではなくお腹が原因かもしれません】

「猫背を直したいから、背筋を鍛えている」「気づくと背中が丸まっている」——猫背に悩む方の多くは、背中に原因があると考えています。

でも実は、猫背の本当の原因は、背中ではなくお腹にあることが少なくありません。今回は、意外と知られていない猫背とお腹の関係についてお話しします。


■ 猫背は「背中が丸まる」だけではない

猫背というと、背中が丸まっている状態をイメージします。確かに見た目はその通りなのですが、なぜ背中が丸まってしまうのか、その原因まで考えることは少ないかもしれません。

私たちの上半身は、背中側の筋肉だけで支えられているわけではありません。お腹側の筋肉と背中側の筋肉が、前後からバランスよく支え合うことで、背骨はまっすぐ良い姿勢を保てます。前後で身体を挟み込むように支える、天然のコルセットのようなイメージです。

このお腹側の支えが弱くなると、上半身を前後で支えるバランスが崩れ、身体は前に崩れ落ちるように丸まっていきます。これが、猫背の隠れた原因の一つです。


■ お腹が使えないと、背中ばかりが頑張る

お腹の支えが弱いと、身体はなんとか姿勢を保とうとして、背中側の筋肉を過剰に使って上半身を引き起こそうとします。

一見すると、背中がしっかり働いているように思えます。しかし実際には、お腹が使えない分を背中が無理に肩代わりしている状態です。この状態が続くと、背中や首、肩まわりの筋肉が常に緊張し、こりや張りにつながっていきます。「猫背で背中がこる」という方は、お腹の支えが足りず、背中が頑張りすぎている可能性があるのです。


■ だから「背筋を鍛える」だけでは戻ってしまう

猫背を直そうとして背筋ばかり鍛える方は多いですが、これだけではうまくいかないことがあります。

土台であるお腹の支えが弱いままだと、いくら背中を鍛えても、根本的な前後のバランスは変わりません。その場では姿勢が良くなったように見えても、力を抜くとまた前に崩れてしまう。「意識して背筋を伸ばしても、すぐ元に戻る」という経験がある方は、まさにこの状態かもしれません。

猫背を根本から変えるには、背中を鍛えることよりも、お腹で上半身を支える力を取り戻すことが重要になります。


■ 「鍛える」より「使えるようにする」

ここで言うお腹の力とは、腹筋運動で鍛えるような表面の筋肉のことだけではありません。より深い部分にある、身体を内側から支える筋肉をきちんと働かせられるかどうかが大切です。

これらの筋肉は、たくさん鍛えれば良いというものではなく、日常の中で自然に使えるようになることが目標です。呼吸と連動させながら、お腹で身体を支える感覚を取り戻していくことで、無理なく姿勢を保てる身体に近づいていきます。


■ GRANDSTONEでのアプローチ

GRANDSTONEでは、猫背に対して背中だけにアプローチするのではなく、お腹で身体を支える感覚を養うことを大切にしています。呼吸を使いながら体幹の深い部分を働かせることで、力まなくても自然と良い姿勢を保てる身体づくりを目指しています。

「背筋を伸ばしてもすぐ戻る」「猫背がなかなか改善しない」という方は、お腹という視点から見直してみませんか。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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