疲れやすいのは筋力低下のサイン?【ブログ

疲れやすいのは筋力低下のサイン?
今から始める体力アップ習慣【30代〜70代向け】
■ その「疲れやすさ」、年齢のせいだけじゃありません
「階段を上がるだけで息切れする」
「買い物帰りにどっと疲れる」
「昔よりも回復が遅くなった気がする」
こうした“ちょっとした疲れ”を、「年齢だから仕方ない」と思っていませんか?
実はこれ、筋力や体力の低下によって、日常生活に必要なエネルギーが増加しているサインかもしれません。
■ 年齢とともに進む“目に見えない”体力低下のメカニズム
年齢を重ねることで、体内では次のような変化が起きています:
項目 | 主な変化 | 疲れやすくなる理由 |
筋肉量の減少(サルコペニア) | 30代から年1%〜2%ずつ減少 | 体を動かす効率が下がり、動作に余計なエネルギーが必要になる |
心肺機能の低下 | 酸素の取り込み・循環が鈍化 | 息切れ・集中力低下・持久力低下につながる |
基礎代謝の低下 | エネルギー消費が低下 | 疲労物質が排出されにくく、回復力も低下 |
関節や姿勢の変化 | 姿勢が崩れ、関節が硬くなる | 無駄な筋肉が使われ、効率の悪い動きになる |
これらの要因が重なり、「普通の生活を送るだけでも疲れる」状態になってしまうのです。
■ 疲れを感じやすくなる“体のサイン”とは?
あなたの体はすでに、「疲れやすさのサイン」を出しているかもしれません。以下のチェックリストに、いくつ当てはまりますか?
- 立ち上がるときに「よいしょ」と声が出る
- 歩くスピードが遅くなった
- 1日に座っている時間が長い
- 階段を避けてエスカレーターを使いがち
- 「運動はした方がいいけど、やる気が出ない」と感じる
3つ以上当てはまった方は、体力・筋力の低下が進行している可能性が高いです。
■ 「筋力が落ちる」と何が起こるのか?
筋力の低下は、単に「疲れやすくなる」だけでなく、体全体の健康にも大きく影響します。
- 転倒・骨折のリスク増加
- 血糖値・コレステロール値の悪化
- 腰痛・肩こり・関節痛の慢性化
- フレイル(虚弱)の進行 → 要介護の入り口に
つまり筋力を保つことは、「動ける身体・疲れにくい身体を保つためのカギ」なのです。
■ 自宅でできる!今日から始める体力アップ習慣
◆ 1. 毎日のながらスクワット(太もも・お尻強化)
- 歯磨き中やキッチンで、1日10〜20回×2セット
- 太もも・お尻・体幹を刺激して、動作が安定
◆ 2. かかと上げ下げ(ふくらはぎ・血流改善)
- 椅子に座ったままでOK
- 10〜15回×2〜3セット
- 下半身の血流が改善し、疲労物質が溜まりにくくなる
◆ 3. 深呼吸ウォーキング(心肺機能アップ)
- 1日15〜30分を目安に、鼻から吸って口から吐くリズムを意識
- 呼吸筋も鍛えられ、呼吸が深くなって疲れにくく
◆ 4. 姿勢リセット体操(猫背・反り腰対策)
- 両肩をぐるっと回す
- 肩甲骨を寄せる動作を10回
- 背中や腰の筋肉が活性化し、疲労感軽減
◆ 5. 夜のリラックスストレッチ(睡眠の質UP)
- 寝る前に5分、太もも・ふくらはぎ・腰を中心にストレッチ
- 自律神経が整い、回復力がアップ
■ 習慣化のコツ|“タイルパック習慣”を取り入れる
「続かない…」という人は、以下のような**“タイルパック式”の習慣**がおすすめです。
タイルパックとは?
小さな運動や習慣を、日常動作の中に貼り付けていく考え方。
例えば:
- トイレのたびにスクワット3回
- 歯磨き中は片足立ち
- お湯が沸く間にかかと上げ下げ
こうした「スキマ時間の積み重ね」が、1週間後、1ヶ月後に大きな差になります。
■ まとめ|疲れやすい体は改善できる
- 疲れやすさは、加齢による体力・筋力低下のサイン
- 放っておくと、病気やフレイルのリスクが高まる
- 今日からできる「ながら運動」や「タイルパック習慣」で対策を!
無理のない範囲で、まずは週3〜4日から取り組んでみてください。
“疲れにくい体”は、日常の過ごしやすさや生活の質を大きく変えてくれます。
■ 三宮・元町・芦屋のパーソナルジム【グランドストーン】では
「疲れやすさの改善」「体力づくり」「運動の習慣化」がしたい方へ、
一人ひとりの体力レベルに合わせたサポートを提供しています。
- 自宅でできる運動指導
- 年齢・性別・体力に応じたメニュー設計
- インボディによる筋肉・代謝の可視化
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