ストレッチで身体を柔らかくするには?

身体が柔らかくなるとは?

ストレッチを行う目的として、身体を柔らかくしたいと思ってやっている方は多いのではないでしょうか?
身体が柔らかくするということは、主に関節と筋肉を柔らかくすることになります。

関節とは、骨と骨のつなぎ目のことです。肩、股関節、肘、膝などになります。
筋肉とは、関節をまたいでついていて、関節を動かす働きがあります。

この関節と筋肉がどれくらいの時間、頻度でストレッチを行えば柔らかくなるかを書いていきます。

関節の柔軟性を改善するには


関節の柔軟性を改善するには、どのくらいストレッチを行えばいいのでしょうか?

結論、最低1日30秒週5回以上で、週300秒以上ストレッチを行うことが推奨されています。
研究によると、1日当たり15秒、30秒、60秒のいずれかのストレッチ時間で週5回、6週間行った結果、15秒では関節の柔軟性の改善効果が認められなかった。
30秒、60秒では共に、関節の柔軟性の改善効果が認められたとなっています。

また、1週間の総ストレッチ時間についての研究では、300秒以下と比べて300秒~600秒または600秒以上の総ストレッチング時間のほうが有意に大きな関節可動域の改善率を示しています。

このことから、関節の柔軟性を改善するには、最低1日30秒で週5回以上で、週300秒以上ストレッチを行いましょう!

筋肉の柔軟性を改善するには

次は筋肉です。
筋肉の柔軟性を改善するには、関節の柔軟性を改善するよりも時間がかかり、なおかつ元に戻る時間も早いです。

研究では、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を改善するには120秒、もも裏の筋肉の柔軟性を改善するには180秒必要とわかっています。
関節と比べてかなり長い時間が必要であることがわかります。

関節の柔軟性のみを増加させることが目的であれば、前述した30 秒のストレッチ時間を採用すればいいですが、筋の柔軟性を増加させることを目的とする場合、それよりも長い時間のストレッチ
時間が必要になります。

筋の柔軟性の変化を念頭に置いた場合、関節の柔軟性が改善した段階でストレッチを終了するのではなく、もう少し入念にストレッチを行いましょう!


まとめ

ストレッチで身体を柔らかくするには?

  • 関節の柔軟性を改善するには、最低1日30秒で週5回以上で、週300秒以上ストレッチを行いましょう!
  • 筋の柔軟性を改善するには、関節と比べてかなり長い時間が必要
  • ストレッチで身体を柔らかくするには継続が大事!

GRNDSTONE田中